料理をする上で、調味料はとても大切ですよね。
味付けがよくないと、せっかくの材料も台無しですね。
どうせなら、手作りしたい!思う人もいるのではないでしょうか?
私は、手作り大好きです。
でも、手作りできるものもあれば、できないものもあります。
味噌は、手作りできる調味料のひとつ。
同じ材料で作っても、全く同じものが出来上がることはないです。
私はそれが楽しいので、数年前から、味噌は自分で仕込んでいます。
時間は少しかかりますが、道具を駆使すれば、簡単に作ることができます。
いや、仕込むですね。
ただし、仕込んでから1年弱待たなければなりませんが、それは発酵食品ならではということで。
それではどうぞ!!
手作り味噌の材料は?
材料はシンプルです。
大豆:
麹:今回は塩きり麹を使ったのですでに塩と麹は混ぜられています
塩:今回は塩きり麹を使ったのですでに塩と麹は混ぜられています
市販のものを購入する場合、それぞれの割合も考えなければなりませんが、
手作り味噌のキットを購入すれば、考える必要はありません。
ただ、少し割高にはなります。
私は、材料をこだわりたかったので、マルカワみそさんのキットを購入しました。塩きりも必要ないので、ありがたかったです。
甘口、中辛、量も選ぶことができます。
玄米麹と白米麹がありますが、一般的に使いやすいのは白米麹です。
去年は玄米麹を使いましたが、今年は去年よりもおすそ分けが増えそうなので、
今年は、自然栽培の大豆で白米麹を選びました。
手作り味噌を作るための道具は?
仕込み用の樽(漬物用プラスチック樽でも良い)
私はプラスチック樽を使いました
和紙またはラップ
厚手の手すき和紙がオススメですが、書道用の和紙を重ねて使っても大丈夫です
豆を潰すための道具(ミキサーまたはフードプロセッサ)
今回私は豆ミンサーを借りました。
作業工程は?
1 豆を洗う
大きめの容器に豆を入れて、洗います。
購入した時の豆は、乾燥しているので、綺麗に見えますが、意外と汚れています。
2 豆を吸水させる
18時間以上が目安です。作業する前日の夕方からになりますね。
12時間吸水させた豆
潰してみました。まだ少し芯がありますね。
3 鍋にかけて弱火で煮る
普通の鍋で、約3時間です。
親指と小指で簡単に潰れるぐらいまで煮込みましょう。
今回、私は、琺瑯鍋、ビタクラフト鍋、ガラス鍋、炊飯器でそれぞれ煮てみました。
なんと炊飯器が一番所要時間が短かったです。
圧力鍋と同じような仕組みだからでしょうか。
この時、少し煮汁を取っておきましょう。
塩きり麹と混ぜる際に、必要な場合があります。
4 豆を潰す
ここの工程は、少量なら苦ではありませんが、大量だと、かなりの体力を消費します。
去年、私は、どうしても足で潰したくなくて、指だけで、ジップロックに小分けしてやりましたが
翌日指が筋肉痛になりました笑
今年は去年の倍量(6キロ→12キロ)なので、 豆ミンサーを借りました。
有料ではありますが、5キロ以上仕込むのであれば、おすすめです。
5 豆と塩、麹を混ぜる
この工程、混ぜるだけですが、なかなか侮れません。
少しずつ混ぜても、満遍なく混ぜようと思ったら、全部一緒にしたいですよね?
(私だけか?)
私は、途中から面倒になったので、ゴミ袋を二重にして、全ての材料を入れ、床に座り込んで、混ぜ混ぜ。。。
6 仕込み味噌、味噌玉を作る
樽に仕込むために、味噌玉を作ります。
丸じゃなくてもいいです。
樽に入れやすいように、大きすぎず、小さすぎずがいいです。
7 容器に入れ仕込む
容器に漬物用のビニール袋を入れ、味噌玉を仕込んでいきます。
ビニール袋は好みですね。
杉樽の場合は、ビニール袋はいりません。
叩き入れると、空気が抜けていいですが、プラスチック容器だと容器が移動していくので、私は、拳で押し込んで?詰めていきました。
8 密封して、蓋、重石をする
味噌の表面に塩を振り入れてもいいですが、私は、和紙で蓋をしました。
ラップで蓋をしても構いません。
和紙、ラップ両方だと最強かも?
重石は全体量の3割です。
でも、なかったら、塩の袋とか、でもいいと思います。
去年私は、米をジップロックに入れて重石代わりにしたら、大変な目にあいました。。。
9 冷暗所に置き、発酵させる
家の中で一番涼しい場所に、置きましょう。
一戸建ての場合は床下
マンションの場合は、押入れでしょうか
マンションは気密性が高いので、発酵しすぎる可能性があるので、気をつけましょう。
10 天地返し
3ヶ月に1度程度、中を混ぜ返します。
カビが生えている場合は、白カビ以外は取り除きましょう。
注意するポイントまとめ
豆をしっかり吸水させる
しっかり煮る
塩きり麹と豆をしっかりと混ぜる
マルカワみそで手作りみそキットを購入すると、秘伝の書が入っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
工程だけだと意外と簡単です。
2キロ程度だと、道具も家にあるものだけでできるし、自分の味噌って愛着がわきます。
味噌はいろんな料理に使えます。
調味料をこだわることによって、料理の味も格段によくなるので、
味噌手作りおすすめです。
味噌を使ったお菓子や、煮込み料理にも大活躍なので、おすすめです。
参考になれば幸いです。