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文化部の中でも花形の吹奏楽部、

実際はどんなことをしているのでしょう。

長らく吹奏楽に親しんでいる管理人が案内します。

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吹奏楽とは何か?どんな楽器があるの?

漢字をそのまま説明すると、吹奏楽は息を楽器に吹き込んで音楽を奏でることをいいます。
金管楽器、木管楽器に打楽器を加え演奏します。
管打楽器以外では、弦楽器の低音を受け持つ、コントラバス(弦バス、ダブルベースともいわれます)が
加えられることが多く、曲によってピアノなどの鍵盤楽器、エレキベース等の電気楽器を加わることがあります。

金管楽器:トランペット、トロンボーン、ユーフォニウム、チューバ

木管楽器:ピッコロ、フルート、クラリネット、オーボエ、サックス、ファゴット

打楽器:スネアドラム(小太鼓)、バスドラム(大太鼓)、ティンパニ、シンバル、トライアングルなど

弦楽器:コントラバス

吹奏楽部はどれぐらいの費用がかかるの?

学校によってさまざまです。
吹奏楽コンクールで
全国大会に出場するような学校の場合は
かなりの出費を覚悟した方がよいと思われます。

楽器は買わないといけないの?ほかに必要なものは?

楽器については学校によって、さまざまです。
しかし、打楽器や大型楽器以外の楽器は
購入を勧められることがほとんどのようです。

楽器の値段は、いいものは高い。
これに尽きます。
安くても数万円。高いものは車と同じような金額です。
お子さんといつまで続けるのかを
じっくり相談してからの購入をおすすめします。

譜面台
チューナー(音程を確認する道具定価は3000円弱なので、学校ではもう少し安く手に入ると思います)
楽譜を入れるファイル
は強制的に購入となります。

楽器の役割は?

高音が早い動きで装飾的な役割
メロディは場合によって変化しますが、クラリネットやサックス、トランペットが主に受け持ちます。
低音は伴奏、打楽器は伴奏とともにリズムを受け持ちます。

曲によっては、低音にメロディがあることも。
その場合は、高音が伴奏をしていますね。

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舞台ではどの楽器がどこにいるの?

指揮者の考えや、演奏者の人数、曲目によって変化します。
基本的には、舞台前方に木管楽器、後方に金管楽器が配置されます。
打楽器は舞台向かって、左側からひな壇1番上にティンパニが置かれることが多いです。

何人ぐらいで演奏するの?

曲によって求められる楽器の種類や数が変化しますが、
だいたい50人から60人前後です。
当然、学校の状況によって人数が多かったり、
少なかったりするので、必要な楽器に人が足りないということもあります。
その逆もあります。

楽譜は読めなくても大丈夫?

最初は音を出す練習から始めるので、楽譜は読めなくても大丈夫です。
楽器によって、音の高さが違うため、
楽譜の読み方も違ってきます。、
また、楽譜を読みやすい楽器、読みにくい楽器はあります。
高音は早い動きが多いので、楽譜の中に音符は多いです。
低音は伴奏が多いので、音符は少ないですね。

低音の方が、読みやすいことは確かですが、
だからといって、演奏が簡単というわけではありません。

どんな場所で吹くの?

屋内、野外両方で演奏します。
打楽器、弦楽器以外は座って演奏します。

楽器は繊細なので、野外で演奏できないもの、
温度差や湿度に敏感なものもあります。
野外演奏には注意を要します。

もちろん雨の日には野外では演奏できません。

どんな行事で吹くの?

朝日新聞社と吹奏楽連盟が主催している、吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストですね。
これはとても有名で、テレビでも取り上げられていることがありますよね。
また、日本音楽教育文化振興会が主催している、日本管楽合奏コンテストという催しもあります。

対外的な演奏会は、上記がメインです。
学校によっては定期演奏会を開催している部があります。
地区内の夏祭りにかり出されることもありますね。

学内ですと、入学式、体育祭、文化祭、卒業式といったところでしょうか。

どんな練習をどのくらいするの?

これは、指導者と学校のレベルによります。

大きく分けると、基礎練習、パート練習、合奏ですね。

最初は音を出すところから始まり、秋に3年生が引退するまでは1年生は
終始、基礎練習で、対外的な演奏会に出ることはほとんどありません。
しかし、部員が足りないパートは1年生から演奏に参加できることもあります。

集中力も必要ですが、中学生程度だと、
練習時間と演奏レベルは正比例しています。
コンクールの全国大会常連の学校は、
朝練、昼練、放課後練、土日も練習ではないでしょうか。

しかし、練習時間だけが演奏レベルを高めるわけではありません。
正しい奏法での練習に時間をかけただけ、うまくなります。
うまく指導できる先生がいるかどうかが重要です。

上達するまでにどれぐらい時間がかかるの?

これも、お子さんのやる気、学校のレベルによります。
楽器の向き不向き、好き嫌いもあるでしょうから、
自分が好きだ!と思えるようになれば、
練習にも力が入りますし、上達も早いと思います。

小さい頃から、ピアノを習っている子は有利だと思います。
でも、やっていなくても、上達が早い人もたくさんいますよ。

まとめ

中学の吹奏楽部は、ほかの部活と比較して、
お金がかかります。

しかし、音楽を奏でることを通じて、
協調性をもつことや、うまく自分を主張することを学べます。
運動部並みに体力もつきます。

音楽が本当に好きになり、音楽関係に進みたい、
仕事にしたいと思うお子さんも現れるかもしれません。

そうではなかったとしても、
年齢を重ねて、環境が変化しても、自分が続けたいと努力する限り、
趣味としても、ずっと続けられることの1つだと
私は思っています。

参考になれば幸いです。

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