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中学校に入学すると、お子さんもご両親も、新しい環境が楽しみな反面、
わからないことがあって、戸惑うこともありますよね。
部活動もそうだと思います。

吹奏楽部は部活動の中でも花形ですよね。
いろんな楽器がありますが、
フルートは吹奏楽の編成の中でも必ず必要で、
一番高い音を担当する、華やかな楽器です。

そんなフルートについて詳しく紹介しますね。

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役割は?

吹奏楽でのフルートの役割は、「音楽に装飾をつける」
といったところでしょうか。
きらきらした音色で、音楽全体に華やかさを加えます。
もちろん、メロディもありますよ。
私の勝手なイメージですが、
哀愁とはほど遠い、さわやかだけどあたたかいイメージです。
ワンピースに長い髪の女性がしっとりと・・・でも言いましょうか。

特徴は?

簡単に言うと、横笛の西洋バージョンです。
約70センチで、重さは1キロありません。
頭部管に開けられた小さい穴から、息を直接吹き入れます。

他の木管楽器と違い、リード等で振動を利用して音は出しません。
吹き口の孔の角に、息を当てることにより、
空気の振動を発生させて音を出します。

そのため、澄んだ綺麗な音がします。
非常に高い音が出ますので、小鳥の鳴き声にたとえられることもあります。

原理は、瓶に口をつけて音を出すのと同じです。
直接息を吹き込むので、見た目とは裏腹に、
たくさんの息を使います
なんとチューバよりもたくさん使う説もあります。

音域は3オクターブ有り、かなり広範囲にわたります。
ト音記号の楽譜で、楽譜上の音と実際に出す音が同じ、実音表記です。
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仕組みは?

頭部管、主管、足部管の3つの管から構成されています。
楽器が約70センチと長いため、3分割して保管します。
キィと呼ばれるパーツを押しながら、息を吹き込んで音を出します。

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種類は?メーカーは?

C管(キィを押さずに息を入れたときに、ドの音がします)が主流です。
同じフルート族として、バスフルート、アルトフルート、
フルート、ピッコロがあります。

フルートは他の楽器に比べて、国産のメーカーがたくさんあります。
yamahaやムラマツ、ミヤザワなどがあります。
海外ですとパールも有名ですね。
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吹奏楽では、フルート、ピッコロが使われます。
演奏する曲によって、1人の演奏者が、フルートとピッコロを
持ち替えて演奏することもあります。

材質は?

フルートはもともとの材質は木でした。ですので、木管楽器のグループに属します。
現在は、洋銀、銀、金、グラナディラ(木材)などが使われています。
同じ材質でも、楽器の厚みの違いで、音色、音の響きが変化します。
一般的に、お子さんの部活動で主に使われる材質は、洋銀です。
洋銀はニッケルと銅と亜鉛の合金です。
頭部管だけが銀のものもあります。

どんな音?

かなり高い音ですよね。
澄んだ綺麗な音がしていますね。
非常に高い音が出ますので、小鳥の鳴き声にたとえられることもあります。
原理は、瓶に口をつけて音を出すのと同じです。

値段は?

中学校の部活動ですと、フルートは
ほぼ100%購入することになると思います。
値段は、材質、金属の厚みによって変動します。
一般的な洋銀のもので、お子さんの部活動で使う程度ですと
だいたい、定価で6万円台のものを購入することになるのではないでしょうか?
高い物は金やプラチナ製ですと、1000万円近くするものもあります。
まるで貴金属ですよね。
美しい音色は、楽器の値段に比例するとは言いたくありませんが、
多少は関係します。もちろん、演奏する人の技術や気持ちも影響します。

お子さんが、これからフルートをずっと続けるかどうかというのは
中学校の部活動の時点ではまだわからないと思います。
ですから、まずは、学校で勧められた楽器を買うことをおすすめします。

どんな人が向いているの?

メロディを奏でることもありますが、
装飾的な演奏をすることが多いので、
食べ物にたとえると、スパイスみたいだなと
私は思っています。
音符に、加線(五線譜の上下にある短い線)があることが多いです。
装飾ですから、早い音符を演奏することも多いです。
譜面は最初は目がチラチラしてしまうことでしょう。
ですので、リズム感覚を養うことも必要です。

メロディも吹きたいけれど、
16分音符や32分音符の早いフレーズに
快感を覚える人がおすすめだと思います。

まとめ

吹奏楽の編成の中での、フルートの役割は
スパイスであるといえると思います。
メロディを演奏することもありますが、
高音の、装飾的なフレーズはフルートにしかありません。

他の楽器に比べると、金額にかなりの幅がありますが、
購入しやすい金額の物もあり、
いったん音が出せるようになれば、ある程度のレベルまでは
上達しやすいので、続けやすい楽器といえます。

吹奏楽以外でも、ソロの楽譜もたくさんありますし、
ちょっとしたメロディを吹いても、さまになりやすいので、
親子で始めるのもいいかもしれませんね。

参考になりましたら幸いです。

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