インターネットという言葉が聞かれるようになって久しいですが、
最近は、学校でパソコンの授業をするのは、当たり前になり、
中学生でもスマートフォンを持っているような世の中になりました。
インターネットといっても、情報にアクセスするだけではなく、
動画を視聴したり、インターネット回線を利用した電話もあります。
内閣府から平成26年2月に、発表された、
実態調査の資料から、その実態をわかりやすく、説明しますね。
携帯電話・スマートフォンの所有状況は?
子供向け携帯電話・スマートフォンの所有状況を合算すると、
なんと、7割近いお子さんが、所有しています。
地域性もあると思いますが、普及していることがうかがえますね。
スマートフォンからの無線LAN 回線の利用状況は?
6割程度のお子さんが、スマートフォンを利用する際に
無線LANを使用しているとのことです。
携帯電話キャリアでの無線LANの契約料金が下がってきたことも
あるとは思うのですが、私はびっくりしました。
それだけ、音楽や動画を頻繁に利用している証明にもなりますね。
スマートフォンからインターネットにアクセスして、
主に何をしているのでしょうか?
携帯電話・スマートフォンからインターネットを利用している割合は、
8割をこえ、お子さんにとって、
携帯電話・スマートフォンからインターネットをすることは、
当たり前になっています。
主な利用内容は、調べ物やゲーム、音楽を聴いたり、動画を閲覧です。
大人とほぼ同じですね。
スマートフォンでインターネットを
1日あたりどのくらい使っているのでしょうか?
なんと、約4割が2時間以上利用しているとのこと。
学校から帰ってきて、食事やお風呂等の時間を除くと
結構な時間を使っていますよね。
勉強時間は、お子さんによって変わってくるとは思うのですが、
それでも、寝る時間に支障があるんじゃないんだろうか
と私は思ってしまいました。
スマートフォンでフィルタリングは認知、利用されているのでしょうか?
フィルタリングは9割方のご家族がご存じのようです。
ただ、実際にフィルタリングを利用している割合は、
フィルタリングの重要性を、学んだことがあるかどうかで、
学んだことのあるご家族は、6割が実際に利用しています。
4割の人は、フィルタリングを利用していないということですね。
インターネットでのフィルタリングって何?
インターネットでのフィルタリングとは、
アクセスしたページを見ることができないようにする、
必要ない情報から遮断するといった意図をもって、
条件をつけて情報を制限したり、分類することです。
要は、お子さんを教育上よくない情報から守るための道具です。
広告などのURLを遮断するサービスがあります。
でも、フィルタリングは万能ではありません。
機械的に、これはよい情報、悪い情報と判断するのは難しいためです。
パソコンでのインターネット利用では何をしているのでしょうか?
9割以上のお子さんがパソコンでインターネットを利用しています。
その内訳は、多い順に、調べ物、ゲーム、音楽や動画の視聴です。
学校の宿題の調べ物にインターネット検索なんて、
ご両親が同じぐらいの年代の時には考えられなかったのではないでしょうか?
インターネットに接続できるゲーム機は使っていますか?
8割がたのお子さんが、使っています。
3DSのようなインターネットに接続できるタイプのものでしょうか。
IPad等のタブレット端末は使っていますか?
1割に満たないようです。
中学生のお子さんの移動距離は、徒歩か、遠くても自転車でしょうから、
タブレット端末を持ち歩いても、使う状況にならないからでしょうね。
タブレットって何?
キーボードを使わずに画面をタッチして文字入力、または画面操作
できる、薄い板状の携帯型のパソコンですね。
家族の間で、インターネットの使い方について約束事はありますか?
お子さんと、ご家族との間の認識に少しずれがあるようです。
お子さんの認識は6割ほど、ご家族は7割。
ご家族は約束したと思っていても、お子さんは、
そう思っていないこともあるということでしょうね。
まとめ
中学生のインターネットの利用率について、
いかがでしたでしょうか?
大半のお子さんが、インターネットにつながる
何らかの媒体を常に持っていますね。
ご両親が同じぐらいの時代からは創造できない
状況に突入していっています。
インターネットから得られる情報の取捨選択は、
大人であれば、自分で判断すべきだと思います。
しかし、中学生ぐらいまでのお子さんは、
ご両親が、守ってあげないといけないと思います。
インターネットによって、お子さん達の人間関係が、
見えにくくなったのは確かです。
お子さんが学校でどんな様子なのか、
普段から気を配っていらっしゃると思います。
加えて、インターネットでどんなサイトに興味があるのか、
メールでどんなやりとりをしているのか
インターネット上でのお子さんの姿も
気を配る必要性が出てきたのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。