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吹奏楽コンクールが「吹奏楽の甲子園」と言われるようになって、久しいですが、そもそも吹奏楽コンクールって何と思われている方も多いのでは?
わかりやすく説明致します♪

吹奏楽コンクールとは?

一般的に、全日本吹奏楽吹奏楽連盟と朝日新聞社の主催で、毎年開催されているものが吹奏楽コンクールと言われています。
国内最大の音楽コンクールです。
戦中や戦後の混乱で中断したこともあったようです。2019年で第67回目、伝統がありますね。

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どんな人が出場するの?日程は?

中学、高校、大学、職場・一般の4部門があります。
7月から8月にかけて行われる地区大会(都道府県大会)、支部大会を勝ち抜いた団体が、10月に行われる全国大会に出場します。毎年、約1万の団体が参加します。中学が6割、高校3割と、中高生の団体ががほとんどを占めています。

2019年は10月26日(土)に大学部門、27日(日)に職場・一般部門、10月19日(土)に中学部門、10月20日(日)に高校部門が開催されます。
全国大会に出場できるのは、中学から一般合わせて、約100団体なので狭き門ですね。

2019年の地区大会、支部大会日程はこちら

演奏時間や、人数に制限はあるの?

演奏時間は12分間です。
人数は中学は50人以内、高校、大学は55人以内、職場・一般は65人以内です。
以内なので、その人数より少なくても構いません。

審査により金賞、銀賞、銅賞のいずれかが贈られます。
吹奏楽コンクールを知らない人には、この「いずれかが」って違和感ありますよね。
そうなのです、全ての団体に賞が贈られるのです。

上手くても下手でも、賞が貰えるのってなんだか嬉しいですね。

でも、吹奏楽やっている立場からすると、すごいね!銀賞だったんだ!と言われると、
少しちくっとするのは私だけでしょうか。
説明もしづらいし、そのままスルーしたことが何回もあります(汗)

他にも吹奏楽コンクールってあるの?

主催団体が違うものは、コンクールとは趣旨が異なっています。

全日本アンサンブルコンテスト 全日本吹奏楽連盟主催です。
毎年冬から春にかけて行われる各パート1人で3名以上8名までという少人数による管打楽器アンサンブルを対象にしたコンテストです。中学・高校・大学・職場・一般の各部門から成っています。アンサンブルでのコンクールといった感じですね。

全国高等学校総合文化祭  文化庁と全国高等学校文化連盟主催です。
毎年夏に行われる祭典でコンクールとは性質を異にしています。

日本管楽合奏コンテスト 日本音楽教育文化振興会主催です。
録音CDによる審査によって、全国大会出場が決まります。

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どこで行われるの?

地区大会、支部大会、全国大会共に、楽器を積んだ積載車が出入りできる、駐車場の面積が広いホールで行われています。
中学・高校で、地区、支部大会で利用しているホールは沢山ありすぎるので、割愛します。学校数が多い地区は、地区大会予選、地区大会で使うホールが毎年同じという場合もあれば、違うところもあるようです。
職場・一般に関しては、毎年、場所が違います。何年か続けて出場していると、以前演奏したことがある場所だなということもあります。

全国大会は中学・高校部門は、2012年より、名古屋国際会議場で行われています。
2011年までは東京都杉並区の普門館で行われていました。耐震性が不安視され、補修も難しいとなったため、2019年までは同じ場所での開催です。
職場・一般部門は毎年、開催場所が変わります。2018年は兵庫県尼崎市にあるあましんアルカイックホールです。

どんな曲を演奏するの?何曲まで演奏できるの?

課題曲と自由曲の2曲を演奏します。
課題曲は、全国吹奏楽連盟より、1月に発表されます。
朝日作曲賞受賞作品や全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位作品が課題曲として、指定されることもあります。
また、高名な作曲家の方が頼まれて、作曲されることもあります。
2018年の課題曲はこちら
音源もありますね。

自由曲はその団体が自由に選ぶことができます。
ただし、2曲で12分以内なので、課題曲の演奏時間に影響されますね。
12分以内であれば、1曲の中で楽章がわかれているのは、1曲とされます。

誰でも聴きに行けるの?チケットの料金は?

はい、誰でも聴きに行くことが出来ます。
チケットの金額は、支部・府県連盟によって若干異なります。
都道府県大会は1,000円程度がほとんどですね。
当日券も豊富にあることが多いです。

支部大会は事前申込の場合もあれば、そうでない場合もあります。
中学・高校は事前申込がほとんどではないでしょうか。

全国大会に関しては、全てインターネットでの前売りのみになので、
注意が必要です。
詳しくはこちら

最後に

吹奏楽経験者からすると、コンクールは夏の風物詩です。
(全国まですすめたら、秋になりますが)
たった2曲のために半年以上、時間を費やすことは、
お子さんにとっても、親御さんにとっても、とても貴重な体験だと思います。
やっている本人にとってみたら、あっという間なのですが、
大人になってしまった私からすると、眩しい思い出です。
(現在進行形でもありますが)
何かに集中して、ひたむきに頑張るということは、勉学にも生かされるのではないでしょうか。

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